シボレー・カマロ・プロトタイプ
公開 : 2015.05.19 23:50 更新 : 2017.05.29 18:36
パワートレインの変更は、経済性に加えて、パフォーマンスを重視するドライバーも満足できるはずであり、最上位ユニットはシボレー・コルベットと共有する6.2ℓ V8となる。461psと62.9kg-mを発揮する。
今回われわれがテストするのは340psと39.3kg-mを発揮する、新開発の3.6ℓ V6版だ。
フォードが決断したのと同様に、カマロにも初めて4気筒ターボ・ユニットを搭載する点も注目。キャデラックATSのベース・エンジンと同じもので、カマロの場合は274psと40.8kg-mを発揮する。
上記3種のエンジンには6速のマニュアル・ギアボックスと、GMの優秀な8速のオートマティックが組み合わされ、今回のプロトタイプは後者を搭載していた。
既にテストしているコルベットZ06とキャデラックATSでも、この8速ATは優れたパフォーマンスを発揮してくれただけに、これまでのかったるい6速ATに比べると大いに期待がもてそうだ。
以前はスーパーチャージャー・エンジンを搭載したマッスル・モデル、ZL1にしか用意されなかったマグネティック・ライド・コントロールがSSから組み合わされるのも特徴。
インテリアは先代のカマロの扱いにくいものから、大いにリデザインされており、よりクリーンに、機能的に、モダンかつ広くなっている。