アストン マーティンDB11、ニュルブルクリンクでの最新ショット

公開 : 2015.05.21 22:50  更新 : 2017.06.01 02:09

アストン マーティンDB9に代わるモデルがニュルブルクリンクでテストされている最新スクープショットだ。2017年に発売が予定されているモデルで、その突出したリア・エンドと低いルーフから、その特徴を知ることができる。

仮にDB11とするこのモデルは、ボディこそ新しいものとなっているが、エンジンはV12ツインターボを積んでのテストとなっている。

しかし、この新しいDB11は、すべて新しいアルミニウム・プラットフォームが使用されると共に、エンジンにはメルセデス-AMG製のツインターボ4.0ℓV8が搭載されることが確定している。AMGはアストン マーティンのための専用エンジンを供給することはないというが、そのサウンドは、アストン マーティン専用にチューニングされているようだ。

また、エンジンのマネジメントについては専用のもので、エンジン自体の内部的な変更はないが、エグゾースト・システムとターボ・ブースト・プレッシャーについては別設計のようだ。パワーは現行の5.9ℓV12の517psに近い510psほどになる予定。トランスミッションもメルセデス製の9速がセットされる予定だ。

更に、関係筋は劇的に軽量化される結果、パフォーマンスは飛躍的に向上しているという。同時に、その経済性とエミッションについても20%ほど良い数値になるだろうとしている。

この次期DB9については、経営陣はDB9のネーミングを引き継がないかもしれないと語っている。デザイン・ディレクターのマレック・ライヒマンも昨年AUTOCARに「確かにDBシリーズであることは間違いないが、そのDBの後の番号が何になるかは決められていない。」と語っている。もちろん、DB9をそのまま使用する可能性もあるとしているが、ジェームス・ボンドの24作目となる “スペクトラ” に登場するクルマとしてDB10が使われてしまったため、DB10というネーミングではなさそうだ。但し、このDB10のスタイリングは、次期DB9のデザイン・スタディとして見ることが可能だ。

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