ヴォグゾール・ヴィヴァ1.0 SE

公開 : 2015.06.10 23:30  更新 : 2017.05.29 18:29

最高出力は75ps、最大トルクは9.7kg-m。公表燃費は25.6km/ℓとされ、CO2排出量は104g/kmとなっている。

SEグレードには ‘エコ・フレックス’ エディションも用意され、超低転がり抵抗タイヤとエアロダイナミクスの改善、CO2排出量が99g/kmまで削減されているのが特徴だ。

すべてのモデルは、5速マニュアル・トランスミッションを介して前輪に駆動力を伝える。喜ばしいことかどうかは不明だが、来年1月にはセミATも加わる予定。値段は未定である。

■どんな感じ?

フロントにマクファーソン・ストラット、リアにトーションビーム・サスペンションを組み合わせるプラットフォームはヴィヴァのための新設計。

ヴォグゾールの言葉を借りると “決して目立つ類ではないが、乗り心地とハンドリングには確実にあなたを引き込む魅力がある” とのことだ。

実際にコーナリングを試みると、確かにエンターテイメント性は希薄だが、ボディ・ロールは抑えこまれており、正確性と安定性も高い。

ステアリングを介したフィードバックの絶対量は決して多くはない反面、正確性や重みは合格ラインを越えている。コーナリング中にバンプを踏んだとしても、あらかじめ狙っていたラインから逸脱することもない。

乗り心地は想像よりも硬め。低速で荒れた路面を走ると破綻しやすいが、不快に感じることはほとんどない。特に高速時の乗り心地は素晴らしい。

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