BYD、利益が94%減少
公開 : 2012.08.29 11:16 更新 : 2017.06.01 01:02
中国の自動車およびバッテリー・メーカー、BYDは、2012年の最初の6ヶ月で94%利益を減少した。主に国内および国際的な需要の低下が影響したものと思われる。
10%をアメリカの投資家、ウォーレン・バフェットによって所有されるBYDの年間の損失は75-95%であると予想される。
2009年と2010年は好調だったが、その後、BYDは苦境に立たされている。今年の1月から6月までの純利益は、前年の34億円から2億円にまで落ち込んだ。
「われわれの事業は、国内外の経済状況の大きく左右される」と同社はコメントしている。「世界的な中国経済に対する圧力が、われわれのパフォーマンスにある程度影響を及ぼす。」と。
中国政府による自動車購入の助成金が終わった2010年中頃から、中国市場での自動車販売の爆発的な伸びは沈静化してきたようだ。但し、BYDのケースは、太陽電池パネル事業での損失も大きいのだが。