アストン マーティン、F1に復帰か

公開 : 2015.07.07 22:50  更新 : 2017.06.01 02:09

アストン マーティンのCEO、アンディ・パーマーは、1960年以来、F1シーンに復活する計画があることを認めた。イギリス・グランプリの会場でautosports.comのインタビューに答えたカタチだ。

「パドックは常にいろいろな噂がある。われわれはアストン マーティンのブランドを世に広めるためにいろいろな方法を模索している。そのひとつが、現在のように世界耐久選手権に出場するということだ。それらを含めて、私の仕事は、アストン マーティンの置かれている立場を好転させることだと思っている。」と語った。

アストン マーティンが現在考えているのは、株式を5%ほど所有しているメルセデスのF1エンジンを、アストン マーティン・ブランドで使用するというもの。そして、その相手としてレッドブルの名前が上がっている。メルセデスとしても、F1にかかる莫大な費用を分担するという意味で、このパートナーシップを歓迎する向きにある。

その一方で、レッドブルのクリスチャン・ホーナーは、「われわれには2016年までインフィニティルノーとの契約がある。その後の話となると、それは憶測でしかない。2017年以降のエンジン・サプライヤーについては、今週はフェラーリという噂がたち、その翌週にはアストン マーティンとなり、更にその翌週にはホンダランボルギーニという噂がたっているかもしれない。とにかく、2017年以降のことについては何もまだ決まっていない。」とコメントした。

このニュースと同時に、2014年までにレッドブルのデザイナーであったエイドリアン・ニューウェイが、アストン マーティンの高性能ロードカーを製作するために動き出したという情報がある。マクラーレンP1 GTRやフェラーリFXX Kに対抗するモデルで、2018年頃に発売されるものと予測される。

これはレッドブルとアストン マーティンが将来ジョイントするということが前提となるようだ。そして、そのロードカーにはメルセデスのパワー・ユニットが使われるかもしれないという。

しかし、現時点ではアストン マーティンのスポークスマンは、何もコメントしていない。

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