ホンダHR-V 1.5 i-VTEC
公開 : 2015.07.08 23:40 更新 : 2017.05.29 19:09
日産デュアリスを見据えて作られたホンダのクロスオーバーは、キャビンにゆとりがあり実用性も高い。CVTを選べば、デュアリスよりも速いとさえ思える。
■どんなクルマ?
HR-Vは、ヨーロッパのクロスオーバー史上で優位に立てるようホンダが生み出したクルマだ。
ディメンションは日産ジュークやスコダ・イエティとほとんど同じであるが、これよりも上のクラスに属する日産キャシュカイ(日本名:デュアリス)やルノー・カジャールの顧客を奪うことを目的としている。
諸元表を見るかぎり、HR-Vからは良好な印象を受ける。たとえば荷室容量。470ℓという数値はキャシュカイの430ℓを凌いでいる。ちなみにカジャールの容量は472ℓと、HR-Vよりもわずかに大きい。
英国内では今年の9月から発売される予定であり、エンジンは120psを発生する1.6ℓ i-DTECディーゼルと、130psを発生する1.5ℓ i-VTECガソリンの2展開。両エンジンともに6速MTを組み合わせることができる。
英国の市場では、130psのガソリン・エンジンが全体のセールスの45%を占めることを望んでいるようだ。テスト車両はガソリン・エンジンを搭載しており、オプションのCVTを組み合わせている。