第2世代のフォルクスワーゲン・ディグアンの公道テスト
公開 : 2015.07.09 22:30 更新 : 2017.06.01 02:09
来年初めのデビューが予定されている第2世代のフォルクスワーゲン・ティグアンが公道上でテストされている。この新しいティグアンは、来年1月のデトロイト・モーターショー、あるいは3月のジュネーブ・モーターショーでワールド・プレミアが予定されており、今年9月のフランクフルト・モーターショーではコンセプト・モデルのカタチでの登場を予定している。
フォルクスワーゲンは、ティグアンの5シーターおよび7シーターを予定しており、標準ボディの5シーターは現行モデルとほとんどかわりない2605mmのホイールベースを持つ。一方、7シーターはロング・ホイールベース化したシャシーを使用し、サード・シートの足元に余裕をもたせている。
ランドローバー・ディスカバリー・スポーツやボルボXC90など、ヨーロッパでは7シーターのSUVの人気が高まっており、ホンダも次期CR-Vには7シーターを設定することを決めている。
ベースとなるのはフレキシブルなMQBプラットフォームで、4気筒のガソリンおよびディーゼルが搭載される。ディーゼルは1.6ℓと2.0ℓ、ガソリンは1.4ℓ、1.8ℓ、2.0ℓだ。またハイブリッド・モデルは、パサートGTEと同じ1.4ℓ+ガソリンという組み合わせだ。ちなみにパサートGTEは、218psのパワーで50.0km/ℓの燃費を持つ。
フォルクスワーゲンは、新しいティグアンの下のポジションに位置するSUVも計画している。ポロをベースとしたモデルで、2014年にT-ロックというコンセプトとしてプレビューしたモデルだ。また、ティグアンよりも大きなクロスブルーも2016年のデビューを計画している。
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