アメデオ・フェリーサ、フェラーリCEOを辞任か
公開 : 2015.07.17 22:40 更新 : 2017.06.01 02:09
イタリアの新聞によれば、未確認な情報ながらアメデオ・フェリーサがフェラーリのCEOを辞任したという。未確認というのは、フェラーリからはこれに関する正式なコメントが出されていないからだ。
今年69歳になるフェリーサは、1990年にアルファ・ロメオからフェラーリに移籍し、テクニカル・ディレクターとしてマラネロでの経歴をスタートした。2008年に、ジャン・トッドの後を継いでCEOに着任。昨年10月に辞任したルカ・ディ・モンテゼモーロ社長の片腕としての務めを果たしてきた。
フェラーリの公式ウェブサイトにある彼の経歴を下記のとおりだ。1946年にミラノに生まれ、ミラノ・ポリテクニコ大学を卒業後、1972年にアルファ・ロメオに入社。1987年にはプロダクト・デベロップメントの責任者に就任している。1990年にフェラーリに移籍。2001年7月にグラン・ツーリスモ部門のジェネラル・マネージャーとなる。2004年6月にはフェラーリ全体の副ジェネラル・マネージャーとなり、2006年にジェネラル・マネージャーに、そして2008年からはCEOの任に付いていた。