セアト・レオンSCクプラ280 サブ8
公開 : 2015.07.29 23:40 更新 : 2017.05.29 18:43
ニュルブルクリンクにインスパイアされた3ドアのレオン・クプラ280が登場。といっても、もっとも大きな変更点は外観くらいのものなのだが……。
■どんなクルマ?
善かれ悪しかれ、ノルドシュライフェのラップ・レコードというのは現代のクルマづくりにおいて重要視されている(らしい)。
ラ・フェラーリやポルシェ918スパイダー、マクラーレンP1だって、躍起になってベスト・ラップの更新を目指しているのだから、まぁそういうことなのだろう。
特に前輪駆動のホットハッチの間では、ことさらその傾向が強い。
セアトは昨年の3月に、3ドアのレオンSCクプラ280でもってその記録を塗り替えた。しかし1位の座は短命に終わった。
その数カ月後にはルノーが4秒も短いタイムをマークしたのだ。7分58秒4。275psを叩きだすメガーヌ・ルノースポール275トロフィー-Rによる偉業であった。
当然セアトはあきらめるわけがない。そこでデビューしたのがサブ8(=8分以下)なるモデル名が与えられたモデルである。
最高出力は280ps。2.0ℓのガソリン・ターボ・ユニットが叩きだす数字である。大きく3段階のステージに分けられるのがこのモデルの特徴だ。