セアト・レオンSCクプラ280 サブ8
公開 : 2015.07.29 23:40 更新 : 2017.05.29 18:43
ステージ1(テスト車)は、オレンジ色のペイント、サイド・スカート、軽量の19インチ・アロイ・ホイール、30mm大径化されたベンチレーテッド・ディスク、ブレンボ製キャリパーを組み合わせる。£2,150(41万円)の価格増加である。
ステージ2は、上記にミシュラン・パイロット・スポーツ・カップ2が追加され、さらに£2,150(41万円)が上乗せされる。
ステージ3はかなりシリアス。アームレストや後席用のエアコンの吹き出し口、フロントのストレージが取り除かれ、スピーカーの数も8つから4つへと減る。さらにオート・エアコンは取っ払われ、小型のヒーターに置きかわる。追加価格は£4,200(81万円)。
■どんな感じ?
ステージ1のサブ8の走りにまつわる変更点といえば、大型のブレーキと軽量のアロイ・ホイールくらいのものであるから、標準のレオンSCクプラ280とほとんど変わりないといっていい。
しかしながらこれは悪いことではない。というのもセアト製のホットハッチは運転して楽しいだけではなく、実用的なクルマでもあるからだ。
2.0ℓのガソリン・エンジンはこれまでのどのユニットよりも楽しいし、柔軟。それにパワフルだ。回転域を問わず早く感じられるのもいい。