ルノーDセグメントSUVを2017年に発表
公開 : 2015.08.01 22:40 更新 : 2017.06.01 02:09
ルノーはDセグメントにあたる大型のクロスオーバーを2017年にヨーロッパで発売する予定で、そのテストを行っている。
まだそのネーミングも決められていないモデルではあるが、日産エクストレイルをベースとし、ルノーのラインアップではカジャールの上のポジションにあたるモデルとなる。カジャールが日産キャシュカイとパワープラントやシャシーを共有するのと同じ手法が、この新しいSUVとエクストレイルの間にもとられるものと予測される。
今回捉えられたスパイショットからはそのスタイリングを詳細に知ることはできないが、カジャールからインスピーレションを得たデザインになると予測される。現時点で判るのは、フロント・グリルにある大きなルノー・バッジと、若干のプラスティックの外装材だ。
エクストレイルは5シーターと7シーターの2つの形態が販売されているが、このルノーのクロスオーバーも7シーター・モデルが用意されることは想像に難くない。
インテリアは、カジャール同様にルノーの最新のR-リンク・インフォテインメント・システムが採用されるだろう。
エンジンは、キャシュカイやカジャールに搭載されている1.6ℓのターボ・ディーゼルや、ジュークNISMOに採用されている1.6ℓDIG-Tユニットがラインアップされるだろう。また、その駆動方式は、FWDと4WDの両方が用意される。
ルノーのデザイン・チーフであるローレンス・ヴァン・デン・アッカーは、今年の始め以下のようにコメントしている。
「2016年に向けてDセグメント・クロスオーバーは開発され、中国で生産される予定だ。そして、ヨーロッパでも販売される可能性が高い」
エクストレイルと同様のセグメントで、エクストレイル自体もライバルとなるが、ヒュンダイ・サンタフェ、キア・ソレントなどもライバルとなる。