キャデラックCTS-V

公開 : 2015.08.05 23:50  更新 : 2017.05.29 18:32

25%向上したボディシェルの剛性にあわせてシャシーも改良された。ダンパーはGMが開発した3世代目のマグネティック・ライド・コントロールが組み込まれる。

ブレーキは前が6ピストンのブレンボ製、後が4ピストンの同じくブレンボ製となる。フロントのブレーキ・ディスクは2ピース、リアはシングル・ピース、径は390mmとなる。

ミシュラン製パイロット・スーパー・スポーツ・タイヤは標準。フロントのトレッドは265mm、リアは295mmとなる。

外観は基準車とは大きく変わっており、ボンネットはカーボンファイバー製、フェンダーも大型のホイールに合わせて拡大されている。

649psを叩きだすパワートレインをしっかりと冷却するためにフロントの開口部は大きく確保されている。トランク・リッドには大型のスポイラーがそなわり、320km/hを超える速度域でもスタビリティを失わないのだそうだ。オプションのカーボンファイバー・パッケージを選べば前後それぞれのスポイラーはさらに大きくなる。

インテリアはその他すべてのキャデラックと同じデザイン言語を採用しており、レカロのフロント・シートは26ウェイの調整が可能。サイズが大きめであるゆえ、リアのレッグ・ルームは制限される。

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