プジョー208GTIの写真が公式リリース
公開 : 2012.09.04 13:42 更新 : 2017.06.01 01:02
プジョーは新しい208GTIで、205GTIの伝統を復活させる、と約束している。そして、その208GTIがいよいよパリ・モーターショーでベールを脱ぐ。
スタンダートなモデルよりも幅広く低い208GTIは、1.6リッターのターボ・ガソリン・エンジンが搭載され、0-100km/hが7.0秒未満というパフォーマンスを持つ。そのエンジン・パワーは197bhp、28.1kg-mで、RCZ GT THP 200と同等だ。ギアボックスは6速マニュアルが標準となる。
最高速はまだ好評されていないが、225km/hを超えることは容易に想像が付く。5速ギアによる80-120km/h加速も7秒未満だ。
なお、CO2排出量は145g/kmに抑えられている。
そのシャシーは、フロントが10mm、リアが20mm、スタンダード・モデルよりも広くなっている。サスペンション・レイアウトはフロントがマクファーソン、リアがトーション・ビーム。スプリング、ダンパーは見直され、アンチロールバーがも調整されている。また、ステアリングは固さを増すためのチューニングがなされている。
ホイールはダイヤモンド・カーボンのペイントされた17インチで、204/45のタイヤが組み合わせられる。また、ブレーキは、フロントがΦ249、リアがΦ302だ。
208GTIのダイナミクス・マネージャーであるマリー・ボーモンは、スタンダードな3ドアの208を「スポーツハッチを開発するためのすぐれたベースだった」という。そして「ステアリングのレスポンス、シャシーのダイナミクス、そしてサスペンションの固さ」を208に加えたとコメントしている。
そのボディウエイトは、1160kgで、これはルノー・クリオ200よりも80kg軽く、207GTIよりも165kg軽い。
208GTIは、2013年春からのデリバリーとなる。価格は未定だが21,000ポンド(260万円)程度からということになりそうだ。