トヨタ・ランドクルーザーをマイナーチェンジ

2015.08.17

トヨタは、ランドクルーザーをマイナーチェンジし発売した。

今回のマイナーチェンジでは、衝突回避支援パッケージ、トヨタ・セーフティ・センスPを初採用し、歩行者も検知するプリクラッシュ・セーフティをはじめ、最先端の安全機能を全車標準装備している。また、車両下の確認ができるアンダーフロアビューを世界初採用した。

安全性装備面の変更は、ミリ波レーダーと単眼カメラを用い、クルマだけでなく歩行者も認識する歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティをはじめ4つの先進安全機能をセットにした衝突回避支援パッケージ、トヨタ・セーフティ・センスPをトヨタで初採用し、全車標準装備した。

歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティは、前方の車両や歩行者を検出し、警報、ブレーキアシスト、自動ブレーキで衝突回避支援および被害軽減を図るもの。ほかにも、レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付)、レーンディパーチャーアラート(LDA)、オートマチックハイビーム(AHB)、ブラインドスポットモニター(BSM)、リヤクロストラフィックアラート、緊急ブレーキシグナルを装備した。

また、今まで確認できなかった車両下の情報やタイヤ位置の確認が可能となったアンダーフロアビューを世界初採用。さらにディスプレイ上に地平線を水平表示することで前方の路面形状、車両の傾きを直感的に確認できるフロントビュー回転表示も世界初採用している。

外観の変更は、フードからグリルまで、凸形状を保ちながらフードセンター部をえぐることで、前面部の塊感と立体感を強調。さらに3本のグリルバーの上下にメッキを施すことで、トヨタの最上級SUVにふさわしいフロントマスクを実現した。また、LEDヘッドランプを採用し、ランプ類を奥に配置し破損回避を図ったほか、リヤ・コンビネーション・ランプ下側をつなぐライセンス・ガーニッシュによりワイド感と安定感を付与。20インチアルミホイール(ZX)は切削・光輝処理とグレーのコンビネーションを施した動きのあるV字デザインを与えた。外板色は、新たにカッパーブラウン・マイカとダークブルー・マイカを追加し、全9色を設定。

内装では、センタークラスターにスイッチや表示類を集約し、機能ごとにまとめて配置することで操作性を向上。オプティトロンメーターには、ひと目でクルマの状況が把握できる機能的な6眼メーターを採用。中央には4.2インチTFTカラー液晶画面を配置したほか、シート表皮にはセミアニリン本革を採用するとともに、天井色にもブラックを追加。内装色には新規設定色のブラウンを含む4色を設定した。

パワートレインは、4.6ℓV8エンジンと6速スーパーECTの組み合わせ。

価格は、4,728,437円から6,825,600円。

関連テーマ

おすすめ記事

 
最新国内ニュース

人気記事