シトロエンC4セダクション・アップグレード・パッケージ
公開 : 2015.08.25 23:55 更新 : 2021.03.05 21:44
ピュアテック1.2ℓ3気筒と6速ATを与えられた新型C4が登場。日本のシトロエンファンは首を縦に振るのか。
■どんなクルマ?
現行シトロエンC4が日本市場に投入されたのは、2011年7月。欧州ではVWゴルフの対抗馬だけに、スタンダードなCセグハッチバックとしての成り立ちを持っているが、日本市場では、逆にそれがシトロエンらしくないと感じさせ、しかもあらゆる面でゴルフの足元にも及んでいなかった。
なによりの致命傷は、あまりに世代の古すぎる4速ATだった。あまりに致命的すぎて、2年後にはこのメイングレードは廃止。その後は1.6ℓターボ+6速EGSを組み合わせたプレミアムグレード(エクスクルーシブ)のみに縮小されていた。
今回のモデルチェンジは、パワートレインの刷新が目玉。プジョー308で導入済みの3気筒1.2ℓターボ+6速トルコンATの組み合わせだ。これで15年分くらいは進歩したと言える。
ただ、それ以外の変更はごく一部。エクステリアはヘッドライトとリア・コンビネーションランプのデザインの変更程度で、それもほとんど見分けがつかないレベルにとどまっている。