ポルシェ911フェイスリフト ーー GTSとGT3はノンターボのまま

公開 : 2015.08.22 22:50  更新 : 2017.06.01 02:09

一昨日の海外ニュースでフランクフルト・モーターショーで公開が予定されているポルシェ911のフェイスリフトの現時点で予想される詳細をお伝えした。そこでは、主に通常の911カレラについて触れたが、911GTSとGT3についての情報も若干の情報が入ってきた。

それによると2016年モデルの911GTSおよびGT3に、スタンダードなカレラのようにツインターボのフラット6ユニットは採用しないことになったという。ターボではなくノーマル・アスピレーションの3.8ℓをベースにアップデートしたエンジンを搭載するとポルシェは確約した。

しかし、新しい911GTSおよびGT3は、フェイスリフトされる911カレラにもたらされるシャシーおよびインテリアのアップグレードは、そのまま適用されることになる。

また、GTSは、911ターボおよびGT3に装備されている4WSが採用される。これは、リアが、50km/h以下では3°のフロント・ホイールと逆位相、50km/h以上では3°の同位相となるステア・システムだ。更に、15km/h以上で閉まり、170km/hで再び開くアクティブ・エア・ダクトが採用されたフロント・バンパーも標準となる。

この他、ヘッドランプは、形状こそそのままだが新しいグラフィックが与えられたキセノン・プロジェクターに変更され、ドア・ミラーもLEDウインカーが内蔵されたタイプに変更を受ける。


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