フォード・フィエスタ、フェイスリフト
公開 : 2012.09.05 16:58 更新 : 2017.06.01 01:02
フォードはモデル中期のフェイスリフトをフィエスタに施す。このフェイスリフトはパリ・モーターショーで発表される予定だが、その中心は、1.0リッター3気筒のエコブースト・エンジンおよび1.5リッター・ディーゼルの追加、そして新しいシンク・マルチメディア・システムがオプションでラインナップされるなどだ。
フォードがクラス最高燃費を標榜する1.0リッター・エコブースト・エンジンは、99bhpと118bhp版が用意される。CO2排出量は100g/kmで、燃費は24.8km/lを誇る。
フォードBマックスから移植される1.5リッター・ディーゼルは74bhpで、これは従来の1.4リッター・ディーゼルに代わるものだ。
また、フィエスタSTには、177bhpの1.6リッター・エコブースト・エンジンが搭載されることになる。
ヨーロッパ・フォードのデザイン・チーフ、マーティン・スミスによれば、最新のフィエスタはソフィスティケートされたルックスを持つとしている。しかし、見た目はよりフレッシュでスポーティな印象だ。
そのスタイルの変化はフロント・エンドが顕著で、大きな台形のグリルと、LEDのデイタイム・ランニング・ライト、そして”パワー・ドーム”の付いたボンネットなどが現行モデルとの大きな違いだ。
インテリアは、センターコンソールのスイッチ類がリデザインされたが、外観に比べればそれほど大きな違いはない。
その他、アクティブ・シティ・ストップというアクシデントに対して自動的にクルマを減速させるシステムと、マイキー・システムが追加される。
価格は現行のフィエスタと同じレベルになるだろう。