三菱アウトランダーPHEVを発表
2012.09.05
三菱自動車は、パリ・モーターショーにプラグイン・ハイブリッド・システムを搭載したアウトランダーPHEVを発表する。
このPHEVは、2.0リッター4気筒のMIVECエンジンと、60kW/137Nmのフロント・モーターと60kW/195Nmのリア・モーターを組み合わせたもので、駆動はツインモーターによる4WDシステムとなる。
プラグイン・ハイブリッド・システムは、3つの走行モードを持つ。駆動用電池の電力によるモーターだけで走るEV走行、エンジンで発電しモーター走行するシリーズ走行、そしてエンジンで走行しモーターがアシストするパラレル走行だ。
市街地では、停車時、スタート時、走行時、減速時、停車時はEVで、登坂時にはシリーズで走行する。
また、遠出(市街地〜郊外)では、市街地(電池残量大)、高速(電池残量大)はEVで、高速(電池残量小)、高速追い越し時はパラレルで、そして市街地(電池残量小)の場合はシリーズで走行する。
EV走行距離は55km以上、航続可能距離は880km以上、そして複合燃料消費率は61km/l以上という数値をマークする。
市販は2013年初めとなる予定だ。