ルノー・メガーヌの最新テスト風景

公開 : 2015.08.25 22:30  更新 : 2017.06.01 02:09

フランクフルト・モーターショーで公開予定のルノーメガーヌの最新スクープショットだ。

より小さいトゥインゴやクリオ、キャプチャーなどといった現行のルノーのデザインよりも、この4.4mのメガーヌはかなり思い切ったスタイリングになると予想される。というのも、日産キャシュカイ、ルノー・カジャールといった日産のCMFプラットフォームをベースとした新しいメガーヌは、より高級志向となりフォルクスワーゲン・ゴルフと真っ向う対決するモデルとなるからだ。これは、プジョー308がヨーロッパで成功を収めているという事実も刺激になっているようだ。

新しいメガーヌの内装は、よりハイクオリティなプラスティックが使用され、より大きなタッチ・パネルのインフォテインメント・システムがエスパスのように装備される。そのサイズはグレードによって異なるが、7.0インチから9.0インチまでとなる。

ボディは5ドアとエステート・モデルは引き続き販売されるが、3ドア・クーペがラインナップに加えられるかは現時点では不明。
スパイショットでは、ゴルフより傾斜のきついルーフ・ラインを持ち、ルーフ・マウントのスポイラーが装備されているのがわかる。また、タリスマンで採用された4輪ステアについては、そのコストから採用が見送られたようだ。

新しいメガーヌは、9月のフランクフルト・モーターショーで一般公開される。現行のメガーヌは2008年に販売が開始され、145万台というセールスを記録したヒット・モデルでもある。

イギリスのプロダクト・マネージャーであるヤン・ル・グラエは、「メガーヌIIIのデザインに固執することはなく、ゴルフなどとは異なった低いルーフを持つ新しいデザインとなるだろう。それはよりスポーティなアピアランスを持つ。」とコメントしている。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事