第3世代のヒュンダイi30のファースト・スクープ
公開 : 2015.08.29 22:10 更新 : 2021.03.05 21:39
今年のジュネーブ・モーターショーでフェイスリフトされた第2世代のヒュンダイi30が公開されたが、第3世代のi30も既にニュルブルクリンクでテストされている。これはその第3世代のi30を初めて捉えたショットだ。
2017年に発売が予定されているモデルは、全身厚いカモフラージュが施され、そのスタイルを知ることはできないが、フェイスリフトされたi30やi40に類似したフロント・グリルが採用されていることは判る。
次世代のi30の成功の鍵を握るのはトップ・パフォーマンス・バージョンの存在となろう。ヒュンダイのNパフォーマンスというサブ・ブランドが与えられたこのモデルも、ニュルブルクリンクでテスト中で、フォルクスワーゲン・ゴルフRがそのターゲットとなる。
このi30Nのエンジンが何であるかはまだ知られていないが、i20WRCカーのテクノロジーが使用されている。ちなみにWRCカーは300psを発揮する1.6ℓの4気筒ガソリン・ターボが搭載されている。
この他のバージョンは、185psの1.6ℓガンマGDIガソリンを筆頭に、ディーゼルとガソリンがラインナップされる予定。また、1.6ℓのガソリンとモーターを組み合わせたハイブリッドも搭載される見込みだ。
そのインテリアは、米国市場向けにエラントラGTというネーミングで発売されるi30の最近のプレビュー画像から予想ができる。それは、ボタンレス・デザインでリデザインされたコンソールを持つようだ。
また、このi30にはゴルフSVのように高い車高をもつモデルも計画されているという。
通常のハッチバック・モデルは、セアト・レオン、フォード・フォーカス、そしてフォルクスワーゲン・ゴルフがいる厳しいマーケットに送り出されることとなる。