フィアット124スパイダーとアバルト124スパイダー、デザインを一新か
公開 : 2015.09.04 22:50 更新 : 2017.06.01 02:05
開発中のフィアット124スパイダーとそのホット・バージョンであるアバルト124スパイダーは、フィアットの関係筋によればデザインが当初の考えから離れたものになったという。
マツダ・ロードスターをベースとしたこの新しいスポーツカーは2016年に発売される予定だが、先週ラスベガスで行なわれた世界的なディーラー会議で、フィアット・クライスラーの新しい30のモデルと共に示されたものと思われる。また、このフィアット124スパイダーには、アバルト・バージョンも製作されることは既に明らかになっている。
以前、AUTOCARでもそのスタイリングに関して、予想イラストを掲載していたが、それは些か的が外れていたようだ。というのも、124スパイダーには、フィアット500の要素が含まれていないデザインとなったからだ。その代わりに、そのデザインは、オリジナルの124スパイダーの現代版とも言えるものとなったようだ。
ソースはエンジンについても言及している。フィアットの1.4ℓマルチエア・ターボが、フロント・エンジン、リア・ドライブのために用意される。また、アルファ・ロメオ4Cから移植されるアルミニウム製の1750ユニットが、アバルト・バージョンのために設定されるということはなくなったようだ。その代わりとなる新しいエンジンが与えられるという。