フォルクスワーゲン・パサート・オールトラック2.0TDI
公開 : 2015.09.04 23:40 更新 : 2017.05.29 18:57
現行で2代目となるハイライダー。パサートのオールトラックをまずはじめにドイツの道で試すことにする。
■どんなクルマ?
2代目のフォルクスワーゲン・パサート・オールトラックがはじめて姿を現したのは今年3月のジュネーブ・モーターショーのことだった。
車高が嵩あげされた4WDのパサート・ワゴンは、今年10月に英国のショールームに並べられる予定。エントリー・グレードの価格は£30,885(565万円)となる。
ベースとなったのは8世代目のパサート・ワゴン。外観上の変更点は、これまでのモデル同様あまり目立つものではなく控えめである。
なかでも目立つのはフロント・バンパーだ。シルバーのプラスティック製スカッフ・プレート、黒色のスカート、上位グレード用のフォグ・ライトも専用品である。
グリルやフェンダーもまたオールトラック専用品。ミラーシルバーとブラックになる、ルーフには一体型のレールが加わる。フェンダー・アーチモール、サイドシル、リア・バンパーはブラックに塗り分けられている。クローム地のテールパイプは横長の台形となっている。
アンダーボディ用のプロテクターはオールトラック用に強化されており、スプリング/ダンパーは基準車よりも28mm車高をあげている。