新型ポルシェ911カレラ・シリーズの受注を開始

2015.09.07

ポルシェ ジャパンは、911カレラ、911カレラ・カブリオレ、911カレラS、911カレラSカブリオレの予約受注を、9月11日より開始すると発表した。

次世代911は、水平対向ターボ・エンジン、パフォーマンスと快適性を進化したシャシー、新開発のインフォテイメント・システムを装備。また、カレラの各モデルにリア・アクスルステアを初めてオプション設定する。

エクステリアでは、4灯式ウエルカム・ホームライトを備える新しいヘッドライトから、リセスカバーのないドア・ハンドル、縦のスリットを備えるエンジンフード、特徴的な4灯式ブレーキ・ライトを含む新しいテールライトなど多くの外観的特徴をリファイン。

インテリアは、新たに標準装備されるマルチタッチ・ディスプレイ付ポルシェ・コミュニケーション・マネージメントシステムが、機能を大幅に拡大した。

新しいターボ・エンジンは3ℓの新世代ツインターボ・エンジンを採用。911カレラは370ps、450N・m、911カレラSは420ps、500N・mを発生。いずれも先代モデル比で20ps、60N・mのパワーアップを果たし、最高回転数は7500rpmまで上がった。また、効率性の面でも約12%の向上を果たしている。

ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)とスポーツクロノパッケージを装備する911カレラ・クーペは、0-100km/h加速が4.2秒、911カレラSは同3.9秒。最高度速度は911カレラが295km/h、911カレラSが306km/hだ。

オプションのスポーツ・クロノ・パッケージのスイッチは、「ノーマル」、「スポーツ」、「スポーツ・プラス」、「インディビジュアル」の走行モードに応じた4つのポジションを持つロータリー・リングで構成。PDK仕様車では、モード・スイッチに「スポーツ・レスポンス・ボタン」を追加。このボタンを押すと、例えば追い越しをかける場面などで、20秒間の最大加速に備えてドライブトレーンのセッティングが変更される。

さらに、車高を10mm低く設定する新しいPASMシャシー(ポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム)が、初めて911カレラの全モデルに標準装備され、高速コーナリング中の安定性を向上した。

また、オンライン・ナビゲーションモジュールとボイス・コントロール機能を備える新開発のポルシェ コミュニケーション・マネージメントシステム(PCM)を標準装備。このPCMにはスマートフォンのような操作性を実現させた、マルチタッチ対応の7インチ・ディスプレーが備わり、ユーザーは手書き入力をすることも可能。また、Wi-Fiを使用すれば、携帯電話やスマートフォンを接続することもできる。

価格は、911カレラが12,440,000円から13,091,000円。911カレラ・カブリオレが15,100,000円。911カレラSが15,191,000円から15,841,000円。911カレラSカブリオレが18,130,000円。

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