フォードは、アメリカ市場向けに生産しているエッジを2014年からヨーロッパ市場に投入すると発表した。これは、従来のハッチバックやエステートに代わってSUVを選択するユーザーが増えているというヨーロッパ市場の動向に対応したものだ。

フォード・エッジは、北アメリカと南アメリカで販売される中型のSUVで、日産ムラーノやダッジ・ジャーニーとライバル関係にあるモデルである。また、中国とロシアでも販売される。

次世代のモデルは、2014年後半に生産されることが予定されている。フォード・モンデオのベースとなるCD391プラットフォームがベースとなるかどうかは、まだ確認できなかった。

エンジンは現時点ではV6ガソリンと2.0リッターのエコブーストが計画されている。

フォードのセールス&マーケティング・ボス、ジム・ファーリーは「拡大しているヨーロッパのSUV市場は、われわれのスイート・スポットでもある。他の如何なる会社も、SUVに関しては、フォードの専門知識、グローバル・ポートフォリオ、そして信頼性にかなうことはないだろう。」とコメントしている。