コンコルソ・イタリアーノ
2015.08.15
text & photo:Keith Bluemel
30周年記念となる2015年のコンコルソ・イタリアーノは、2014年同様にベイオネット・ブラックホース・ゴルフ・クラブで土曜日に開催された。昨年からの開催日変更は大成功で、前回同様かそれ以上の参加者が来場し、1000台ものクルマが会場を埋め尽くした。
350台ほどのフェラーリ、それにマセラティ、ランボルギーニ、アルファ・ロメオ、それ以外にもさまざまなイタリアン・メーカーのクルマが並び、グローバル・ディスプレイというイタリア以外のクラシックカーとともに観客の目を奪った。
今年はイゾ・グリフォの50周年を記念し、イゾおよびビッザリーニのミーティングが企画された。このほかランボルギーニ・ディアブロの25周年を記念して、様々なカラーリングのモデルが展示された。
さらにフェラーリ250GTEのミーティングも開催された。これは、フェラーリ公式のイベントではなかったものの、トム・ミードのトマッシマⅡが40年におよぶレストアを終え再び公開されたのは、今年のハイライトであった。フェラーリ250GTのV12をミッドに積むトマッシマⅡは、フェラーリ330P3スポーツ・レーシングカーとサイドラインなどが非常によく似ている。
今年のザ・ベスト・オブ・ショー・トロフィーは、フェラーリ250GT SWBベルリネッタ(フロリダのテッド・ジョンソン氏が所有)の手に渡った。