フェラーリ・クラブ・オブ・アメリカ・インターナショナル・ミーティング・モントレー 2015
2015.08.17〜19
フェラリスタのためのオフィシャル・クラブであるFCA(フェラーリ・クラブ・アメリカ)のナショナル・ミーティングが、ペブルビーチ・コンクールが終わった翌日の月曜に幕開けした。会場となるホテルは、モントレーのデルモンテ・ハイアット・リージェンシー・リゾートで、直前までメーカム・オークションが開催されていた場所だ。
日曜の晩に行われたレジストレーションとウェルカム・レセプションを皮切りに、月曜はモントレーを離れ、ラグナセカに近いサリナス・ハイウェー沿いにある会員制ゴルフリゾート、ニクラウス・クラブでコンクールを開催。火曜と水曜はラグナセカをベースにサーキット走行とラリーを行い、水曜の夕方に授賞式とガラ・ディナーがとり行われた。
このミーティングには、当然前週に行われたモントレーの各イベントと同じ顔ぶれが多かったが、新旧モデルを含めて数多くのフェラーリが集まった。つまり、ほとんどのエントラントはモントレーのイベントのいずれかに参加、あるいは展示していたことになる。
しかしながら、クラブ・イベントとしては素晴らしいモデルが多数並び、コンクールは24クラスに分けられるほどの盛況ぶりだった。集まったモデルも1950年型195インテル・ギア・クーペ、250GT SWBが3台、400SAクーペ・アエロディナミコが3台、250GTルッソが4台、275および365のグループ、それから発売後5年を経たモデルとして430スクーデリア・スパイダー16Mが4台と、その顔ぶれは幅広い。
コンクールに参加しない車両についても、166MM/53スパイダー、500モンディアル、750モンツァ、250GT TdFベルリネッタが会場を飾り、近年のモデルからは、エンツォが3台、458GT3、599XX、ラ フェラーリが揃い踏みした。