新生アルピーヌのトップ・モデルは300psエンジンを搭載
公開 : 2015.09.09 22:30 更新 : 2017.06.01 02:05
新生ブランドであるアルピーヌは、2016年にベース・モデルとなるスポーツカーを登場させる予定だが、そのハードコア・バージョンで300psオーバーのエンジンを搭載すると思われるモデルも2年以内に登場する予定だ。
このモデルはAS1のネーミングで開発されていたことが知られるモデルで、最終的にはA120と名付けられることになりそうだ。
フランスの新聞の報道によれば、標準的なモデルもハードコア・モデルも1.8ℓのTCeエンジンがミドシップに搭載され、7速のデュアル・クラッチが装備されるという。この1.8ℓTCeエンジンは、クリオRSに搭載されている1.6ℓユニットをベースに開発されるものだ。
A120のためのTCeエンジンは、ターボチャージャーによる過給を持ち、そのパワーは250psから300psほどになるという。ライバルとなるポルシェ・ケイマン3.4Sは320psを発揮するが車両重量は1415kgだ。これに対しA120は1100kgほどの重量しかない。
但し、このパワー・アップされたユニットは専用のクーリング・システムが必要となる。そのため、デザインはよりアグレッシブなものになるという。
インテリアは、アウディTTスタイルのデジタル・ダッシュボードが採用されていることが、ご覧の画像のようにロータス・エキシージのボディでテストされているモデルからもうかがい知れた。エンジニアは、インテリアに関しては、バケットシート、ペダル、ステアリング・ホイールのポジションを念入りに決めたといわれている。
価格は、ベース・モデルが£40,000(740万円)前後、そしてA120は£50,000(930万円)程度と考えられている。
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