フォルクスワーゲン・ゴルフGTIクラブスポーツが登場
公開 : 2015.09.11 22:40 更新 : 2017.06.01 02:05
フォルクスワーゲン・ゴルフGTIとしては最も強力なモデル、GTIクラブスポーツが、フランクフルト・モーターショーでデビューする。
価格はおよそ£27,500(510万円)。1976年にデビューしたゴルフGTIの40周年を祝うモデルともなる。今年の初頭にオーストリアで行われたヴェルターゼ・チューニング・フェスティバルでコンセプト・モデルとして登場したモデル。
そのボディ・キットはラジカルなもので、フロント・バンパーにはより大きなセンター・エア・ダクトが開けられ、ハニカムのグリルも与えられる。更には、フロント・ブレーキ冷却のためのベントも採用される。また、車高は落とされ、フロントにはハイグロスのスピリッターも備えられる。オリジナルのゴルフGTIをリスペクトしたハイグロスのドア・ミラー・ハウジングと、ドアの下の黒いグラフィックも特徴のひとつだ。
リアは、新しいスポイラーと、大きくデザインを変更されたリア・バンバー、そしてリア・ディフューザーとクロームのツイン・テールパイプが採用されている。ホイールは専用デザインの18インチがスタンダード、19インチがオプションとなる。
エンジンは、2.0ℓ4気筒ターボのEA888のままだが、そのパワーは標準で220ps、オプションのパフォーマンス・パックを付けても230psのスタンダードなゴルフGTIに対し、265psにまでチューニングがされているという。また、ブースト圧を瞬間的に上げるスイッチも付けられ、一時的に290psのパワーを使用することも可能だ。トルクは明らかになっていないが、35.7kg-mという値となりそうだ。
駆動方式はFWDで、トランスミッションは6速のDSG。そしてXDSディファレンシャルが装備される。また、従来の6速マニュアルも用意されるかも知れない。
フォルクスワーゲンはそのパフォーマンスについて、0-100km/h加速は6.0秒。そしてCO2排出量は155g/km、燃費は14.9km/ℓとアナウンスしている。