ボルグワルドBX7がフランクフルトでデビュー
公開 : 2015.09.12 22:10 更新 : 2017.06.01 02:05
半世紀ぶりにドイツの自動車メーカー、ボルグワルドの名前がフランクフルト・モーターショーで復活する。SUVモデル、BX7というモデルで、来年初めには中国で、そしてその後、ヨーロッパで販売される計画だ。
公開された写真では、アウディQ5、BMW X3、そしてメルセデス・ベンツGLCと同じラインにあるスタイリング傾向にあると見られる。大きなボルグワルドのバッジがフロント・グリルに堂々と配置されるのも特徴のひとつ。
エンジンは、224psの2.0ℓガソリン・ターボが標準で、オプションとして300psのハイブリッドも予定しているという。このハイブリッドは最高55kmほどモーターのみで走行することが可能だ。トランスミッションは恐らくデュアル・クラッチとなる。
インテリアは未だ公開されていない。
なお、ボルグワルドは2025年までに年間160万台の生産計画を立てており、その前段階として2020年に80万台の販売を目論んでいる。また、中国企業のFotonとのタイアップも示唆されている。
ジュネーブ・モーターショーの会場で、ボルグワルドの社長、カールハインツ・クノッスは、「自動車産業のトップ・プレイヤーのひとりになりたい」と語っていた。
この最初のSUVを発表した後、2016年のジュネーブ・モーターショーでは第2のプロダクション・モデルを発表する予定だという。ボルグワルドは戦前、1919年に創立された由緒あるメーカーだが、1961年に破産をしていた。
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