ランボルギーニ・ウラカンLP610-4スパイダーを世界初公開
公開 : 2015.09.15 22:35 更新 : 2017.06.01 02:04
ランボルギーニ・ウラカンの新型、LP610-4スパイダーがフランクフルト・モーターショーで世界初公開された。
オープン2シーターのこのモデルは、来春に£205,000(3,790万円)で発売を予定している。先代のガヤルド・スパイダーに比べ、40%引き締められた足まわりを与えられ、1.5倍のダウンフォースを得ているという。
ウラカンと同じ5.2ℓ自然吸気V10エンジンは、最高出力610ps、最大トルク57.1kg-mを発生。
車両重量は1542kgに増加したものの、ウラカン・スパイダーは最高速度325km/hを達成、0-100km/h加速を3.4秒で走り切るという。クーペの同3.2秒に比べて、その差を0.2秒に留めている。
スパイダーには、2016年モデルのウラカン同様に、シリンダー・オン・デマンドやストップ・スタート・システムが与えられるため、CO2排出量はガヤルド・スパイダー比で14%改善している。くわえて、4WDシステムにも改良が加えらた。
ルーフは軽量ファブリック製のソフトトップを採用。17秒未満でオープン状態にすることができ、時速48km/hまでなら走行中にも操作できる。
エクステリアについては、シート後方のロールオーバー・バーと、リア・タイヤ上方のエア・インテークがクーペからの変更点。また、ルーフを閉じているときのキャラクター・ラインもクーペとは別の味付けにしているという。
一方でインテリアは、クーペとほとんど同じ構成になっているが、乱気流の削減を目的とした電動のリア・スクリーンが採用された。なお、ルーフ・クローズ時の剛性は、クーペとほぼ同等の数値を達成したという。