市販型インフィニティQ30ハッチバックの最終段階のモデルがフランクフルト・モーターショーで公開され、英国導入モデルのエンジンおよびトリムについても明らかになった。

Q30には、SE、スポーツ、プレミアムという3種類のトリムが用意され、エンジンは5種類から選択できる。

プレミアムにはLEDフロント・フォグライト、ボディ同色のヒーテッド・ドアミラー、クローム仕上げのエグゾースト、18インチ・ホイールを採用。スポーツには受注生産のフロント・バンパー、グロス・ブラック仕上げのフロント・グリル、ボディ同色のサイド・シルとダーク・クロームのエグゾーストが与えられる。

スポーツのホイールは19インチ・アロイ・ホイールで他グレードに比べて15mm低められたサスペンションを採用し、足もとを引き締める。トランク容量は、リア・リート使用時においても368ℓを確保した。

エンジンは、122ps、156psを発揮する1.6ℓガソリン・ユニットと、109psを発揮する1.5ℓディーゼル、170psを発揮する2.2ℓディーゼルというラインナップにくわえ、スポーツとプレミアムには211psを発揮する2.0ℓ4気筒ガソリン・エンジンが用意される。これら5種類のスペックについて、詳細はまだ明らかにされていない。

また、それぞれのエンジンにはエンジン・ノイズに対して異なる処置が施されており、ディーゼルではノイズを抑制し、ガゾリンでは強調するように設定されている。

トランスミッションは6速マニュアルと7速DCTの2種類を揃える。

生産は、サンダーランドの日産の工場で行われる予定。価格、装備などの詳細は、2016年1月のデリバリー開始前には公表される予定だ。

▶ 2015 フランクフルト・モーターショー