セアト・レオン・クロス・スポーツをフランクフルトで初披露
公開 : 2015.09.15 22:05 更新 : 2017.06.01 02:05
セアトのユルゲン・スタックマン会長によると、同社はレオンSCクロス・スポーツの生産化について来週月曜に判断を下すという。
スペインのこのメーカーはフランクフルト・モーターショーで、オフロード志向の3ドア・ハイパフォーマンス・コンセプトカー、レオン・クロス・スポーツを初披露した。
同社は今回のモーターショーの反響をモニタリングしており、市販するかとうかの決定に役立てるつもりだ。
レオン・クロス・スポーツは、最低地上高を基準車のレオンSCに比べ41mm高めたモデル。
エンジンは、市販型のレオン・クプラに搭載され、最近改良を施された290ps仕様の2.0ℓターボ・ガソリン・エンジンを採用。駆動方式は、パーマネント4WDとなる。
エクステリアについては、グロスブラック仕上げのオーバーフェンダーおよびサイドシル、大型エア・インテーク、4本出しエグゾースト、リア・ルーフ・スポイラーが与えられた。ホイールは2トーンの19インチ・アロイ・ホイール。
このセアト・レオン・クロス・スポーツは現在のところコンセプト・モデルとしての位置づけであり、生産化に向けた説明は一切ない。
しかしながら、スペインのこのメーカーが、より力強いルックスを与えられたオフロード・モデルを開発中であることは確認済みだ。業界内ではこのようなマイルドなオフロード・モデルの新型モデルが相次ぎ発表されており、今後もマーケットを刺激することが予想される。