スマート・フォーツーにコンバーチブル・モデルを追加
公開 : 2015.09.16 22:30 更新 : 2017.06.01 02:04
スマートはフォーツーのコンバーチブル・モデル、フォーツー・カブリオを追加し、フランクフルト・モーターショーで発表した。
“トリトップ” と呼ばれるルーフは、3つの使い方が可能。まず、ルーフ部分のみをサンルーフのように開けるもの。この場合、左右のルーフ・レールは残ったままだ。そしてもう一つが、これに加えてリアのソフトトップ部分もオープンとするもの。そして、ルーフの左右のレールも取り外し、フルオープンにするというもの。この場合、左右のルーフ・レールは、トランクに収めることができる。
そのソフトトップの開閉はクルマがトップ・スピードで走っていても12秒で動作する。また、外部からキーホルダーで開閉することもできる。
その他のデザイン面では、ハードトップのフォーツーと共通だ。しかし、メルセデス・ベンツの所有するブランドであるスマートに、オープン化のための剛性低下は許されず、ボディの下の十字型のメンバーと、Aピラーの補強、そしてバルクヘッドの強化などが行なわれた。その結果、今回のコンバーチブルは全モデルよりも15%ほど剛性があがっているという。
エンジンは、2つの3気筒ガソリンが提供される。ノーマル・アスピレーションの71psの1.0ℓと、ターボ付きの90psの0.9ℓだ。トランスミッションは5速マニュアルが標準。そしてDCTデュアル・クラッチがオプションとなる。
価格は11月中旬に発表予定で、納車は来年2月頃からになるという。