第4世代のキア・スポルテージがワールド・プレミア
公開 : 2015.09.16 22:10 更新 : 2021.03.05 21:36
フランクフルト・モーターショーでキア・スポルテージがワールド・プレミアを果たした。
新しいスポルテージは、サイドとリアも一新されているが、最も大きな変化を受けたのはフロントだろう。ヘッドランプは、グリルと接したものでなく、フロント・グリルから離れてボンネットの直ぐ下の高い位置にセットされる。ただし、キアのタイガー・グリルはヘッドランプから離れたものの、ちきんと残されている。グリルの下にはシルバーのキッキング・プレートが配置され、フォグランプも以前よりも大型化されている。
サイドビューはトラディショナルなSUVではあるが、そのルーフは第3世代よりも傾斜がきつくなっている。また、ホイールアーチも前よりも明確になっている。
2つのテールライトの間にあるブーツリッドのラインは、水平方向が強調されたもので、これは2013年にプロトタイプが発表されたキア・プロポの影響があるという。
もちろんインテリアもかなりグレードアップされている。
英国のキアの社長であるポール・フィルポットは、この新しいスポルテージは、多くの顧客からのフィードバックの上に作られたものであると言う。「われわれは、インテリアのクオリティ・アップ、乗り心地とハンドリングの改善が重要な問題であると認識していた。」と語っていた。
インフォテインメント・システムは、グレードによってサイズが異なるが、この採用によってセンター・コンソールのボタンはぐっと減らされた。キアはキャビンのクオリティを向上させるために、豊かな素材を使ったという。トップ・レベルのトリムではハーマン・カードンのステレオ・システムも装備する。
エンジンはヒュンダイ・タスカンとほぼ同じラインナップで、115psの1.7ℓディーゼルや、136psおよび184psの2.0ℓディーゼルが搭載される。