ルノー・タリスマンをワールド・プレミア
公開 : 2015.09.16 22:05 更新 : 2017.06.01 02:04
ルノー・ラグナの後継モデル、タリスマンがの実車がフランクフルト・モーターショーにて公開された。ヨーロッパ国内では、サルーンとエステートともには2016年に発売が予定されているが英国内での販売予定はない。
このタリスマンの全体的はフォルムは、マツダ6やフォルクスワーゲン・パサートのようなコンベンショナルなサルーンのスタイルだが、そのフロント・エンドは次世代のメガーヌのデザイン・キューが用いられている。
ルノーはこのタリスマンというネーミングについて、世界中で発音し易いというも選ばれた理由だという。
パワーユニットは、ガソリンが2つ、ディーゼルが3つ。最も効率的なのは110psの1.4ℓディーゼルで、6速ギアボックスと組み合わせられ95g/kmのCO2排出量となる。また、1.6ℓで130psのdCi130と160psのdCi160がその上位エンジンとしてラインナップされる。
ガソリンは150psと200psの2本立てだ。
ルノーはこのタリスマンに、4輪ステアと、コンフォート、スポーツ、エコ、ニュートラルの4つに切り替えが可能なアクティブ・ダンパーが採用されているという。
インテリアもエクゼクティブ・サルーンに相応しいもので、デジタル・ダッシュボード、本革のトリム、マルチメディア・スクリーンなどが装備される。
タリスマンというネーミングは、実は中国で販売される4ドア・モデルに使用されてはいる。そのネーミングを採用したということは、ルノーが新しいタリスマンをよりグローバルなモデルにしたいという野望の表れとも言える。