ホンダ・シビック・セダンを公開
公開 : 2015.09.17 22:50 更新 : 2017.06.01 02:04
ホンダのアメリカ現地法人であるアメリカン・ホンダモーターは、今年の秋に発売を予定しているシビック・セダンを公開した。
10代目となるシビック・シリーズの第1弾となるモデルで、今後、5ドア・ハッチバック、3ドア・クーペなどが追加されるものと思われる。
今回のシビックは、新たにコンパクト・クラスのベンチマークとなることを目指して製作されたといい、デザインや走行性能、燃費性能、安全性など、すべてを一から見直し、シビック元来の個性であるスポーティさを際立たせたモデルとしているという。
エクステリアは、ワイド&ローなスタンスとロング・ノーズ&ファストバック・スタイル、すべてLEDを採用したフロント・ライト&テール・ランプにより、スポーティ且つダイナミックなデザインを目指している。
一方、インテリアでは、コンパクト・クラスで最大級の広い室内空間を実現したという。また、従来モデルに比べて容量が増え、開口部もさらに大きくなったトランクスペースを持つ。
パワートレインは、北米向けホンダとして初となる1.5ℓ直列4気筒DOHC直噴ターボ・エンジンと、2.0ℓ直列4気筒DOHC i-VTECエンジンの2種類を設定。1.5ℓはCVTと、2.0ℓはCVTおよび6速マニュアルと組み合わせられる。また、新設計のプラットフォームを開発。この新しいプラットフォームは、従来モデルに比べて高張力鋼板の採用を増やすことでボディのねじり剛性を高め、ボディ・サイズを拡大しながらも軽量化を実現している。更に、コーナリング時に狙ったラインをトレースしやすくする電子制御システム、アジャイルハンドリング・アシストの採用などにより、スポーティで上質な走行性能を狙っている。
さらに、先進の安全運転支援システム、ホンダ センシングを採用している。