ホンダ・ジャズ1.3 i-VTEC
公開 : 2015.09.18 23:50 更新 : 2017.05.29 19:09
さらにタフな路面になると、ドスンと衝撃が伝わることもあるが、ダンパーは上屋が大きく動くことをなんとか食い止めている。こちらもトップ・クラスではないが、必要にして十分である。
ドライバーズ・シートはもう少し大きく調整できればと思う。サポートもよければと思う。ただ、もしかすると私のひょろ長い体型が災いしているのかもしれないため、多くの人はリラックスして移動できるのではないだろうか。
パネルのフィッティングや仕上がりは良好。クロームのアクセントとグロス・ブラックのサーフェスが質感を高めている。ただ、爪があたると傷つきやすい部分もあるため、やはりポロの方に軍配があがる。
レイアウトにも抜かりはない。特にスピード・メーターの隣のクリアな表記は、ドライブ・データを知るために役立つ。こちらはステアリング・ホイールを介して操作可能。電話/ステレオも同様である。
唯一の欠点は、エアコンとインフォテインメント・システムがタッチ式になっている点だ。1985年に戻ったような気持ちになりたいのならば話は別だが、やはり運転中には物理ボタンのほうが操作しやすい。
エントリー・レベルにあたるSは、DABラジオ/CDチューナーが標準となり、ひとつうえのSEならばホンダ製のコネクト・インフォテインメント・システムが備わる。こちらは7.0インチのタッチスクリーンをもち、オンライン接続も可能だ。