第2世代のミニ・クラブマン、日本発売
2015.09.25
2世代のミニ・クラブマンが日本でも発売となった。最も初代と大きく異なるのは、1+2という変則的なドアから、コンベンショナルなフロント・ヒンジのドアが4枚与えられることだろう。
新しいミニの第2世代のバリエーションとして2007年に加えられたのが新生ミニ・クラブマンである。
この第2世代のミニ・クラブマンの大きな特徴は、初代クラブマンに較べて大きくなったボディだ。サイズは、全長×全幅×全高が4270×1800×1470mm、ホイールベースが2670mm(運輸省届出値)。初代が3980×1685×1445mmだから、全長で290mm、全幅で115mmほど大きい数字だ。
日本市場に投入されるモデルはクラブマン・クーパーとクラブマン・クーパーSの2モデル。それぞれに、全く異なるエンジン、具体的にはクーパーには1.5ℓ3気筒ターボが、クーパーSには2.0ℓ4気筒ターボが搭載されることになる。
クーパーSに搭載されるのは、192ps/5000rpm、28.6kg-m/1250-4600rpmのトルクを持つ2ℓ4気筒ターボ、クーパーに搭載されるのは136ps/4400rpm、22.4kg-m/1250-4300rpmの1.5ℓターボ。パフォーマンスは、クーパーSが0−100km/h加速が7.1秒、最高速度は228km/h、クーパーは0−100km/h加速が9.1秒、最高速度は205km/hだ。
価格は、クーパーが3,440,000円、クーパーSが3,840,000円と発表されている。
なお、今回の発表会では、フォルクスワーゲンのエミッション・スキャンダルを受けて、ペーター・クロンシュナーブル社長にこの問題についてどう思うかなどの質問が飛んだが、詳しい情報が伝わってきていないためコメントは出来ないとしつつも、今後のBMWの日本におけるディーゼル戦略に変更は一切ないと話していた。