エミッション・スキャンダルに関してBMWがステートメントを発表

2015.09.25

BMWジャパンは、フォルクスワーゲンのエミッション・スキャンダルに関して、BMW本社からのステートメントを発表した。その全文は下記の通り。

 
BMW グループは、いかなる排出ガス試験においても、不正な操作を行うことはない。私たちは各国の法的要件を遵守し、それぞれのマーケットで必要とされる全ての試験基準を満たしている。言い換えれば、我々の排気ガス処理システムは、排ガス試験を行うテストベンチ上であっても実際の道路上であっても、全く区別なく常に作動する。

不正行為を防止するための明確かつ厳格な規定およびプロセスが、BMW グループの開発工程の全ての段階において導入されている。

ICCTが行った二つの研究結果を通じ、BMW X5 および他の13 のBMW モデルが、NOx排出量に関する法的基準を満たすことが確認されている。BMW X5 のNOx 排出量について、研究施設での試験結果とフィールドでの試験結果の間に不一致は存在しない。

9月24日にアウトビルト誌が言及した、BMW X3の排出ガスに関するロードテスト結果について、BMWグループは詳細を把握していない。試験の詳細情報がまだ提供されていないため、これらの結果に関して私たちが言及することはできない。私たちはICCTに接触し、彼らが行った試験に関して説明することを依頼している。

BMWグループには、いつでも私たちの試験手順について関係者と議論し、私たちの車を試験に提供する意思がある。

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