F1グランプリ第14戦 日本GP ーー 1周目で勝利を得たハミルトン
公開 : 2015.09.27 22:50 更新 : 2017.06.01 02:04
レースは1周目の2コーナーで決まったといって良いレースとなった。ポール・ポジションからスタートしたメルセデスのニコ・ロズベルグを、予選2番手からスタートした僚友、ハミルトンがオープニング・ラップの1コーナーでほぼ並び、そして2コーナーで僅かにロズベルグを押し出すようなカタチでトップの座を奪取。そして、そのまま最後までトップの座を譲ることなくレースを終えた。
ロズベルグはこの争いで一挙に4番手まで順位を落としたが、2回めのタイヤ交換で、それまで2位をキープしていたフェラーリのベッテルをかわして2番手に復帰。9月というまだ暑さが残る日本で行われたこのグランプリは、終わってみればメルセデスの1-2となった。
3位には2回目のタイヤ交換のタイミングをミスしてしまったベッテル。4番手には同じくフェラーリのライコネンが入った。5番手には予選で好調ぶりを見せたウイリアムズのボッタス。6位にフォース・インディアのヒュルケンベルグが入賞した。7番手、8番手には、今年限りの撤退、そして来年から参戦するハース・チームや、ルノーからの買収が噂されているロータスの2台が健闘。7番手にグロージャン、8番手にマルドナドが入った。また、9番手、10番手にはトロ・ロッソの若手二人。フェルスタッペンとサインツが入賞した。
日本でのグランプリということで期待されたマクラーレンだったが、アロンソが11位、バトンは16位といいところなし。アロンソは26周目に17歳のフェルスタッペンに抜かれると、その翌周、ピットに「これじゃGP2のエンジンだ!」と怒りをぶちまける場面が見られたほどだった。
次戦は10月11日、2回目の開催となるロシアGPだ。
第14戦 日本GP結果
1 | L.ハミルトン | メルセデス-AMG |
2 | N.ロズベルグ | メルセデス-AMG |
3 | S.ベッテル | フェラーリ |
4 | K.ライコネン | フェラーリ |
5 | V.ボッタス | ウイリアムズ |
6 | N.ヒュルケンベルグ | フォース・インディア |
7 | R.グロージャン | ロータス |
8 | P.マルドナド | ロータス |
9 | M.フェルスタッペン | トロ・ロッソ |
10 | C.サインツ | トロ・ロッソ |
ポイント・ランキング
1 | L.ハミルトン | 277 |
2 | N.ロズベルグ | 229 |
3 | S.ベッテル | 218 |
4 | K.ライコネン | 119 |
5 | V.ボッタス | 111 |
6 | F.マッサ | 97 |