エミッション・スキャンダル、アウディは210万台、スコダは120万台
公開 : 2015.09.29 22:10 更新 : 2017.06.01 02:04
アウディは、エミッション・スキャンダルによって影響を受けるクルマが、西ヨーロッパで142万台、全世界では210万台になると発表した。ロイターがレポートした情報によれば、A1、A3、A4、A5、A6、TT、Q3、Q5がその対象。つまり、A7、Q、R8以外はその対象となる。アメリカにはEA189ディーゼルを搭載したモデルが13,000台、ドイツには500,000台以上があるという。
スコダも120万台が影響を受けるが、そのほとんどがヨーロッパにある。
この最新の情報は、ドイツ運輸大臣、アレクサンダー・ドプリントが、フォルクスワーゲンがヨーロッパでも操作したソフトウェアを搭載したモデルが販売されていたことを確認後、出された数字である。
ニュースでは世界中で最高1,100台がこのスキャンダルに関係し、フォルクスワーゲン・ブランドだけでも500万台がその対象だという。
現在まで、フォルクスワーゲン、アウディ、スコダといったブランドのクルマに、このソフトウェアが組み込まれていることが確認されている。また、ベントレー、ランボルギーニ、ポルシェに関しては一切の影響がないことを確認している。