スズキ、東京モーターショーでワールドプレミア4車種を発表へ
2015.09.30
スズキは、東京モーターショーで、ワールドプレミア4車種を展示すると発表した。このうちイグニスは市販予定としている。
イグニス
イグニスは市販予定のコンパクト・クロスオーバー。やや高めに設定したアイ・ポイントと大きめのロードクリアランスで日常、雪道、アウトドアとシーンを選ばない実用性を求めた。
タイヤは16インチを与えられ、最低地上高は180mmだ。4WD仕様にはグリップ・コントロールおよびヒルディセント・コントロールを装備する。
全長x全幅x全高は、3700x1660x1595mm。
パワートレインは、1.2ℓ直4デュアル・ジェット・エンジン + マイルド・ハイブリッドにCVTを組み合わせる。
イグニス・トレイルコンセプト
イグニスをベースに、タイヤサイズを17インチ化、アースモール、スプラッシュガード、ルーフレールを装着し、SUVテイストを強調したモデル。
エクステリアにはオレンジのアクセントを配し、インテリアは黒と白の配色を基調としながらオレンジのパイピングをシートに施した。
全長x全幅x全高は、3700x1690x1620mm。
マイティデッキ
軽自動車のサイズでオープンデッキと2+2シーターの特徴をあわせ持った軽のコンセプト。
一番の特徴は様々な使い方にあわせて可動する荷台。それにくわえ、ルーフを大開口キャンバストップとしている。軽自動車規格のなかで、こうした要素と2+2のパッケージをまとめた挑戦的なコンセプトカーだ。
インテリアはウッド・パネルに金属調加飾を取り入れている。パワートレインは、3気筒ターボ+Sエネチャージ。5AGSを介して前輪を駆動する。
エアトライサー
コンパクト3列シート・ミニバンのコンセプト。大開口スライドドアと、鋭い印象を与えるLED多眼ヘッドライトが特徴のモデルだが、最大のトピックはそのインテリア。
プライベート・ラウンジをコンセプトにしたという車内は、停車時には7名分のシートが様々な配置にアレンジできる。ソファのようなシートが対面するリラックス・モード、コの字のラウンジ・モードなど、そのバリエーションは意欲的なものばかり。
Bピラーから天井までつながる大画面モニターによって、各乗員のスマートフォンをリンクさせてデータやコンテンツを共有するという、新たなミニバン・ライフを提案している。
パワートレインは、1.4ℓ直4デュアル・ジェット・エンジン + ハイブリッドに、4WDと5AGSを組み合わせる。