フォルクスワーゲン・ポロR-ライン1.0
公開 : 2015.09.30 23:40 更新 : 2017.05.29 18:57
ハンドリングも加点ポイント。操舵は軽いものの、最低限の重みはあり、小回りも効くゆえ狭い道路であたふたすることもない。
ただし欠点がないわけではない。パワーアップしているといえどもやはりそこは小排気量エンジン。0-100km/hタイムは9.3秒となっているが、かなりハードに回さないとこの数値は得られない。
それにピークパワーが訪れるのは5000-5500rpmのあいだなのだ。普通に乗っているだけでは、パワー増強分を感じることはむずかしい。
トランスミッションは7速のDSGか6速のマニュアルの2種から選べる。
キャビンは居心地がよく装備品も充実している。今回のフェイスリフトにおいて、VWをもっとも評価できる点だといっていいほどだ。
高級感はもちろんのことドライビング・ポジションも良好。車格から考えると280ℓという荷室容量にも好感がもてる。