ポルシェ新CEOにオリバー・ブルーメ
公開 : 2015.10.01 22:40 更新 : 2017.06.01 02:03
ポルシェはマティアス・ミューラーの後継となる新しいCEOにオリバー・ブルーメを就任させると発表した。
今年47歳のブルーメは、2013年からはポルシェのプロダクションとロジスティックを担当してきた人物だ。すでに今日、10月1日よりCEOとしての仕事をはじめる。
また、ポルシェは新しいセールス&マーケティング・チーフとしてデトレフ・フォン・プラテンの就任も発表した。ボン・プラテンは、7年間以上ポルシェの北米責任者を勤めた人物。彼は11月1日よりベルンハルト・マイアーの後任に就く。ちなみに、マイアーは、スコダの取締会会長に移動する予定だ。
ブルーメに課せられた大きな仕事は、ポルシェの生産設備の改造を監督することにある。同社は今後5年間で€11億(1,472億円)を投資し、本社の横に新しいエンジン工場とボディ工場を作る予定だ。将来は、この工場で、911とボクスターだけでなく、ケイマンも生産されることになる。ブルームは、918スパイダーの生産ラインのセットアップを監督した経験が買われての今回の起用となったようだ。