室蘭クラシックカー コレクション
2015.09.27
前日から未明までは厚い雲と共に雨が降り続いていましたが、開催当日の朝は奇跡のような快晴となりました。今回の参加は135台を数え、今年は4つのクラス分けにしてみました。クラシック(1975年以前の車両)、ミドル(1976~1985年)、ヤンク(1986~1995年)、そしてクラブ・エントリー(1995年までの車両で、オーナーズ・クラブなどのグループで展示)とし、最終的にクラシック部門のエントリーが約50台と最多でした。
クラブ・エントリーは、80 TOYOTA HOKKAIDO、北海道 117クーペ・オーナーズクラブ、 北海道ミニ、全日本ダットサン会、平取旧車会、ダテ・モーニングクルーズなど北海道各地のクラブ参加がありました。また道外の青森県からの参加もありました。
アトラクションとしては、参加されたオーナーのトークショーを行いました。展示車両の中からオリジナルを保っていることや、ワンオーナーなどの基準で5台を選び、オーナー様がステージ上で司会の方と、自身のクルマ歴や車両維持の苦労話などを語っていただき、多くの観客の目と耳を引きつけていました。今回のトークショーに選ばれた5台は、1973年型 ホンダ 145クーペ、1972年型 ロータス・ヨーロッパ SP、1975年型 日産ブルーバード U 4ドアSSS、1975年型 アルピーヌ・ルノー A110、1989年型 ランボルギーニ・カウンタックです。
このほか来場者が投票する車両コンテストでは、日本車部門のグランプリに登別市から参加された1970年型 日産フェアレディZ432、輸入車部門のグランプリには富良野市から参加した1989年型ランボルギーニ・カウンタックが選ばれました。このほかに事務局特別賞として1984年型トヨタ・セリカ XX(旭川市) 、1968年型ポルシェ912(旭川市)、 1971 年型いすゞ117クーペ EC(紋別市)の3台が選ばれました。
会場のステージエリアでは、室蘭の団体と大学生によるジャズ演奏や、キッズダンスが行われました。 特設されたキッズコーナーでは重機の試乗体験、ミニ四駆、90cm四方の大きなオセロ(通常の約10倍サイス)、クラシックカーを探せ!(展示車両の写真を渡し会場から探し出すゲーム)で盛り上がっていました。このほかオートジャンブルでは掘り出し物を探す方で朝から大盛況で、キッチンカーのフードコートも人気を集めていました。
最後のプログラムとして、展示車両の退場時に約200メートルの道路を全車がパレードし、走る姿と排気音を楽しまれたようです。今回の入場者数は約2000人を数え、大盛況のうちに幕を閉じました。
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開催当日は快晴となりイベント日和になり約2000人が来場した。
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ハコスカを始めとする北海道各地の国産旧車が数多く集まった。
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今見ても美しいスタイリングのいすゞ117クーペは6台が参加した。
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オールド・ミニはクーパーのほか、貴少なバンも姿を見せた。
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‘80〜90年代のヤングクラスには、セリカXXやスープラなどがやってきた。
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オーナートークに選ばれた1972年型 ロータス・ヨーロッパ SP。
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良好なコンディションの1968年型ポルシェ912は事務局特別賞を受賞。
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珍しいホワイトの1975年型 アルピーヌ・ルノー A110もオーナートークに。
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オーナートークに選ばれた1975年型 日産ブルーバード U 4ドアSSS。
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ステージ上でオーナーに歴史や車両維持の苦労話などを語っていただいた。
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シングルナンバーが誇らしげな1963年型ダットサン・ブルーバードDX。
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1968年型スバル360ヤングSSは札幌からのエントリー。
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美しい状態に保たれたトヨタ・パブリカ800デラックス。
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ケンメリ4ドア2000GTXはイメージカラーのダークグリーン・メタ。
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オリジナルを良く保つ1970年型マツダ・カペラ・ロータリークーペ。
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きれいに保たれたメルセデス・ベンツ180 “ポントン”も姿を見せた。
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普段目にできないボルボ1800Sは、来場者の注目を集めていた。
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中国の南昌飛機製造公司が制作したCJ750MIM長江も展示された。
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ステージでは室蘭の団体と大学生によるジャズ演奏などが行われた。
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キッズコーナーでは重機の体験同乗試乗が行われ人気を集めていた。
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オートジャンブルも数多くが並び、掘り出し物を探す方で朝から大盛況。
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日本車部門のグランプリは1970年型 日産フェアレディZ432が選ばれた。
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受賞したオーナーには記念の楯と商品が贈られた。
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輸入車部門のグランプリは1989年型ランボルギーニ・カウンタックが獲得。
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