ボルボV60クロスカントリーを発売
2015.10.06
ボルボ・カー・ジャパンは、中核モデルである60シリーズに、V60クロスカントリーを設定し発売した。
V40クロスカントリーに続く第2弾クロスカントリー・モデルとなるこのクルマは、V60をベースに専用のエクステリア・デザインと高めた最低地上高を与え、スタイリッシュなSUVテイスト・モデルとなった。
エクステリアでは、ハニカムデザインのフロントグリルをはじめ、フロント&リアのスキッドプレートやサイド・スカッフプレート、グラファイトカラーのフェンダー・エクステンション、グロッシーブラックのドアミラーカバー、サイド・ウィンドートリムなどの専用装備を備えている。
インテリアには、オプションで専用のブラウンステッチ、ツートーンカラーを用いたスポーツシートを選択することが可能。
足まわりは、クロスカントリー専用のサスペンションが採用され、V60比で全高が+60mmの1540mm、最低地上高が+65mmの200mmとなった。これにより、高い快適性とスポーティなドライビング性能に加え、ラフロードでの走行性能を高めている。さらに、高いアイポイントによる運転のしやすさ、1540mmに抑えた全高により、一般的なSUVモデルに比べ乗降性に優れ、適応する立体駐車場の数も豊富だ。
パワートレインは、新世代クリーンディーゼルのD4(FF)とガソリンモデルのT5 AWDを設定。
新世代Drive-Eの2.0ℓ4気筒ターボディーゼルD4エンジンは、最高出力190ps、最大トルク40.8kg−mを発揮。最新の8速ATとの組み合わせにより、JC08モード燃費は19.5km/ℓを実現。またH21年排ガス基準達成、H32年燃費基準+10%達成のクリーンディーゼル乗用車として、自動車取得税および自動車重量税が免税(100%減税)、自動車税75%軽減の、エコカー減税対象車となっている。
一方、T5 AWDは、2.5ℓ直列5気筒ターボエンジンと6速ATにより、最高出力254ps、最大トルク36.7kg−mを発揮。AWDシステムにより、優れた走破性を実現。急勾配の坂を下る際にブレーキを自動制御し、一定車速で走行することができるヒル・ディセント・コントロールを備える。
なお、すべてのモデルに、歩行者・サイクリスト検知機能付き追突回避・軽減フルオートブレー歩行者・サイクリスト検知機能付き追突回避・軽減フルオートブレーキや全車速追従機能付ACCをはじめとする全方位的な先進安全装備・運転支援機能を標準装備している。
価格はD4 SEが4,940,000円、T5 AWD SEが5,190,000円。
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