BMWコンセプト・アクティブ・ツアラーをパリに出展

公開 : 2012.09.14 14:48  更新 : 2017.06.01 01:03

BMWは2012年パリ・オートサロンに、ハイブリッドの4WDコンパクト・カー、BMWコンセプト・アクティブ・ツアラーを出展する。

このコンセプト・アクティブ・ツアラーは、将来のコンパクト・カー用ドライブ・システムを見越したプラグイン・ハイブリッド・ドライブ・システムを搭載している。また、このシステムに使用する電気駆動コンポーネンツのすべて、つまり電気モーター、リチウムイオン・バッテリー、インテリジェント・モーター・マネジメント・システムを自社開発しているという。

そのプラットフォームはUKL1として知られいるもので、2013年後半に登場する1シリーズやミニの新しいプラットフォームとなる予定のものだ。

コンセプト・アクティブ・ツアラーのサイズは、全長4353 mm、全幅1834 mm、全高1560 mmで、ホイールベースは2670mmだ。エンジンは横置きで駆動方式はFWD。ハイブリッド・ドライブ・システムのバッテリーはすべて床下に搭載されているため、広いラゲッジ・ルームをとることができたという。

駆動方式は4WD。排気量1.5リッターのガソリン・エンジンを搭載し前輪を駆動し、電気モーターは後輪を駆動する。この両者を合わせたシステム出力は140kW/190PSを上回る。そのパフォーマンスは、0-100km/h加速は8秒以下、最高速度は約200km/hとなる。しかも、その平均燃費は100 km走行あたり2.5リッター以下であり、CO2排出量は60g/km以下となる。

エンジンは、1.5リッター・ツインパワー・ターボ・エンジンです。ダイレクト・インジェクション・システム、無段階可変バルブ制御システムのバルブトロニック、ターボを搭載する。

一方、同期電動モーターも、BMWグループで独自開発したものだ。フル充電で走行できる最大航続距離は30km以上。駆動力は、200Nm以上の最大トルクが直ちに供給される。また、リチウムイオン・バッテリーは、家庭用の220 Vのコンセントから充電できるという。

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