フォード・エクスプローラーXLT EcoBoost™
公開 : 2015.10.09 23:50 更新 : 2017.05.29 18:53
■どんなクルマ?
国内発売から約4年半ぶりのマイナーチェンジ。このモデルは米本国でも2016年モデルとして初登場したもので、日本にもほぼタイムラグなく輸入されることになった。
エクステリアは主に顔周辺を刷新したフェイスリフト。従来から一転して、エッジの効いたSUVらしいものになった。ただし、これは単なるイメチェンだけでなく、フロント・バンパー両端から取り込んだ気流をボディ側面に導くことで、空気抵抗低減を果たしたという“エアロカーテン”という技術が新しい。
エンジン・ラインナップは排気量を2.3ℓに拡大した4気筒EcoBoostと3.5ℓV6自然吸気の2機種に、3.5ℓV6 EcoBoostを追加。このEcoBoost最強エンジンは、本国では“エクスプローラー・スポーツ”の名で2年前から販売されてたものだが、今回から新登場の最上級グレード “タイタニアム” として、国内でも販売されることになった。
今回のマイチェンをフォード・ジャパンが “大幅改良” と表現するように、フェイスリフトやエンジン・ラインナップの拡充以外にも、室内装備の充実化、静粛対策など、クルマ全体で入念に手直しがされているという。とくにインパネ中央の大型液晶タッチパネル(=マイフォードタッチ)に、ついに国内ナビシステムが組み込めるようになった(オプション扱い)ことは、真剣にエクスプローラー購入を考えていた向きには朗報だろう。