ヒュンダイ・ツーソン1.7 CRDi 116
公開 : 2015.10.07 23:40 更新 : 2021.03.05 21:39
ヒュンダイ・ツーソンのエントリー・グレードはどれほど進化したのだろう? 英国内で走らせることにした。
■どんなクルマ?
2.0ℓのディーゼル・モデルに深く感動したのだが、このクラスで勝ち進むには、より小さな排気量のモデルが重要だということをわれわれは知っている。
このページでテストするSEナビ・グレードの1.7ℓ CRDiエンジンは116psの力で前輪のみを駆動。
燃料消費率は21.8km/ℓ、CO2排気量は119g/km。どちらの数字も日産キャシュカイ(日本名:デュアリス)、ルノー・カジャールには負けている。
興味深いことに、価格はキャシュカイとカジャールのちょうど中間なのである。
■どんな感じ?
市街地を走らせると、極めて優れたクルマであることがわかる。身のこなしは軽やかで操作しやすい。大柄なSUVに乗っていることを忘れてしまう。
1.7ℓのエンジンは低回転域でも力不足に感じない。回転をあげても引っかかりはなく、パワー・デリバリーはあくまでなめらか。