波乱もなく順当にポルシェが1-2 ーー WEC第6戦、富士6時間
公開 : 2015.10.12 22:40 更新 : 2017.06.01 02:03
世界耐久選手権(WEC)の第6戦となった富士6時間が、富士スピードウェイで行われた。終わってみれば順当にポルシェ919ハイブリッドの2台が1-2フィニッシュ。そして3位、4位にはアウディR18 e-トロン・クワトロ、そしてその後ろの5位、6位にトヨタTS040ハイブリッドがつけるという順位だった。
序盤は雨の影響もあり、若干の順位の前後はあったが、ドライ路面になってからは、やはりというか現時点でのマシンの性能差を順当に表した結果となった。
優勝したのはT.ベルンハルト、M.ウェーバー、B.ハートレー組の17号車。2番手にはR.デュマ、N.ジャニ、M.リーブ組の18号車。ポルシェはマニュファクチャラーズ・ポイントではアウディに大差をつけているが、この17号車の優勝で、ドライバーズ・ポイントでも今回3位に入ったアウディの7号車、M.ファスラー、A.ロッテラー、B.トレルイエ組を1ポイントながらリードしたカタチとなった。
WECは残すところ今年は2戦。11月1日の上海と、最終戦のパーレーンだ。